2017-05-10 第193回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
同病院は二〇一四年度の草の根支援として七百五十万円相当の機材の無償供与を行った施設ですが、不可欠な機材としていずれも日常的に利用されていました。また、研修医として同病院に派遣されている日本人医師からは、珍しい臨床事例を豊富に経験することができるという話がありました。
同病院は二〇一四年度の草の根支援として七百五十万円相当の機材の無償供与を行った施設ですが、不可欠な機材としていずれも日常的に利用されていました。また、研修医として同病院に派遣されている日本人医師からは、珍しい臨床事例を豊富に経験することができるという話がありました。
実際に、草の根支援による歯科医療機器供与の実績を調べてみますと、過去三年間に五件、チリ、ブラジル、エクアドルなど、中南米を中心に実績があります。ただし、問題なのは、器材のメンテナンスや修理を現地で対応することがこの支援の条件なので、残念ながら、供与した器材は外国製、日本製ではないんです。
それぐらい観光客も増えているんですが、そうしたお互いの国を結んでいった様々な関係、特に人物に脚光を浴びせますと、いろいろ、草の根支援でお互いにこれらの人物を紹介し合う、そしてその業績をもう一回かみしめ合うというところに両国が信頼が深まり、平和と安定に貢献するという目的につながっていくんではないかというふうに思っております。
結論的に申し上げれば、今後の対中ODAは原則として縮小する方向で考え、技術協力や草の根支援を中心に我が国の国益に資する分野に限って戦略的、重点的に援助を行っていくべきではないかと考えます。 最後に、今回のモンゴルと中国での調査を通じまして、ODAの在り方全体についても感じた点がございましたので、一点ほど申し上げたいと思います。
その女性の地位向上のための職業訓練センターへの草の根支援などでは、理容技術の習得した女性が多く就職の機会を得て自立の促進が図られているといった一定の効果を上げております。 しかし一方で、支援イコール機材供与といった受け止め方がされておるということが大変気になった点であります。
バロネス・エマ・ニコルソン議員のお話、よりきめ細かい草の根支援、人道支援、こういったものが大切であるという御指摘があったと今伺いました。 私ども、ODAの支援では、これはかねてから、先方政府あるいはムサンナ県の知事等からも、とにかくインフラがずたずたになっているから、電力あるいは衛生保健とか道路でありますとか、こうしたかなり大規模なインフラ整備に一つはお願いをしたい。
○小泉親司君 外務省は、御承知のとおり、NGOの草の根支援ということで今度の直接支援の中にも援助資金を入れているわけですね、外務省として。ところが、そのNGOの活動がもう一つ、このNGOの登録制度にはもう一つあれがありまして、つまり、今NGOはアンマンからバグダッドに航空輸送をしているんですね。例えば医療品、食料、こういうものを運ぶときには事実上NGOがアンマンからバグダッドに飛行していると。
例えば、草の根支援が今、百億円、九十九億円ですか、に達したということですけれども、これはもう是非それを少なくとも十倍にしていただきたいということです。それから、NGOを通じての支援、これもまだ、むしろ去年よりも減っているような感じで、額も非常に少ないわけです。この点についても、やはりこれからの分野として是非頑張っていただきたい。
特に、技術支援であるとか草の根支援であるとかといったような非常にきめの細かい、日本の文化なり、それから技術なり制度なりの特徴を生かした支援というものをこれからどんどん進めていかなければならないと思いますけれども。最近聞くODAの戦略性ということについてですが、この戦略性というのはどのようなことなんでしょうか。外務大臣、お伺いいたします。
○広中和歌子君 先ほど、戦略性の中に、ベーシック・ヒューマン・ニーズということをおっしゃったわけですけれども、是非この中にウィメン・イン・ディベロプメント、WIDですね、そのことも、もう既に入れていらっしゃるんだろうと思いますけれども、是非御配慮いただきたいと思うし、その部分における草の根支援というんでしょうか、を減らさないように、むしろ増やすことはあっても減らさないように私の方から要望させていただきたいのですけれども
非常に小さい支援で非常に大きな成果を上げていると思いますので、そういう点でも、こういう草の根支援、小さな支援、ベーシック・ヒューマン・ニーズの予算というものはどんどん増やすような方向で是非お願いしたいんですが、全体で草の根支援関係は現段階でODA予算のどのくらいになりますでしょうか。
三月二十三日、ナウルズと言われるイスラムの新年に当たって新学期がスタートするということを聞いておりますので、早急にこういった草の根支援とかを使いながら、お財布は外務省でありましょうけれども、そういった学校の改修をどんどん進めていただきたいなと思いますとともに、あちらには深刻な教師不足があるとお伺いしております。
これに対して、日本の草の根支援で水道を引いた。それから、皆さんがなかなか学校に行かれないところに小学校をつくった。しかも、衛生状態が悪いところで、また病気のあるところで保健所をつくった。こういったことが日本の協力でできたんだということを住民の人が肌で感じて喜んでくれたというニュースなんですね。私はこれを非常にうれしく思ったわけでございます。
ちなみに、我が国の小規模支援というのはもう本当にピーナツみたいなものでございまして、少なくともアメリカとかカナダ、カナダは五〇%ぐらいが小規模支援、NGOの人たちと一緒に草の根支援をやっているわけで、そういうものを見習っていくということは大切なんじゃないかなと思います。
それからNGOの問題、広中さんもおっしゃいました草の根支援、これを十分に活用できる体制をつくっていく。それからもう一つ、青年海外協力隊、JICAがやっているわけですが、これを現在よりも拡充強化するということが必要ではないかと思います。今やっていることは非常に重要ないい仕事をしていますが、まだまだ数が不十分だと思います。
それから、草の根支援というのも、日本の場合、九六年度で四十五億と八徳、合計しても五十三億ということで、全体のODAの額に比べて非常に少ないということがあります。
緊急・人道援助あるいはいわゆる草の根支援的なものに対しましては、例外的な運用を行っていく配慮も時に必要であるということであろうかと思います。 さらに、これは大綱にも盛っておりますけれども、日本が単独に行うということでは必ずしもない場合が実際上多うございまして、いわゆる援助諸国間のある種の政策的な協調といったような枠の中で日本自身が態度を決めるということもございます。
したがって、草の根支援とか、そういう形でNGOとの間のタイアップとか、あるいは地方自治体の方々がおやりになるプロジェクト、例えば研修員の受け入れとかあるいは人の派遣とか、そういった面でも支援をしてまいりたい、こう考えております。
私は、ODAやPKOや国際緊急援助隊と同様に、NGOによる草の根支援というのが国際貢献の車の両輪であると考えますが、大臣,いかがでしょうか。